「第38回 日産童話と絵本のグランプリ」大賞作品 の寄贈式について

琉球日産自動車株式会社(本社:沖縄県浦添市港川 代表取締役:仲井間 宗仁) は、「第38回 日産 童話と絵本のグランプリ」で大賞を受賞した、藪口 莉那さんの童話 『木箱の蝶』と、ホソカワ レイコさんの絵本 『みかんきょうだいのたんけん』の2作品を 、14日に沖縄県立図書館に寄贈いたしました。

「第38回 日産 童話と絵本のグランプリ」(一般財団法人大阪国際児童文学振興財団主催)は 2021年度に実施されました。

藪口 莉那さんの童話 『木箱の蝶』は、童話部門で 1,763  編の応募作品の中から、ホソカワ レイコさんの絵本 『みかんきょうだいのたんけん』は、絵本部門の 347 編の応募作品の中から、それぞれの部門の大賞に選ばれました。

また、今回の出版にあたり、童話『木箱の蝶』には、同グランプリ第32回絵本部門の大賞を受賞した横須賀 香さんの挿絵を配しました。

 

日産自動車は、社会貢献活動の一環として、アマチュア作家を対象とした創作童話と絵本のコンテストである同グランプリに第1 回(1984年)から協賛しています。

才能ある新進作家の育成をサポートするとともに、子どもたちに良書をお届けすることを目的とし、38年間で71作品を出版いたしました。

同社は、出版した作品を全国の公立図書館等に寄贈しており、今回も国内の図書館約3,600館と、同社の事業所近隣の保育園・幼稚園など約900園に寄贈いたしました。

また、海外においても、同社の海外事業拠点周辺の日本人学校や日本語補習校に同作品を寄贈しています。

第1 回から寄贈した本の累計は、28万冊以上となります。

【童話の概要】

 

タイトル:『木箱の蝶』

お父さんの部屋で見つけた一枚の蝶の羽が、「ぼく」の作った画用紙の何十匹もの蝶とともに、夕暮れの空に飛び立つ幻想的な話。描かれた場面の一つひとつが映像を見るように鮮やかで、ハタリ、ポクリ、などの擬声語が物語の静けさを一層深くしている。

作者:藪口 莉那

兵庫県出身。大阪大学大学院修了。「第36回 日産 童話と絵本のグランプリ」で優秀賞、第37回の同グランプリで佳作を受賞。第15回「文芸思潮」エッセイ賞受賞、2008年「もちろん奇妙にこわい話」の優秀作に選ばれる。静岡県在住。

絵の作者:横須賀 香

東京都出身。東京藝術大学日本画科卒業、同大学院絵画科修了。『ちかしつのなかで』で、「第32回 日産 童話と絵本のグランプリ」の大賞を受賞。絵本に『ぼく、こわかったんだ』(BL出版)などがある。埼玉県在住。

価格:1,400 円(税別)

【絵本の概要】

 

タイトル:『みかんきょうだいのたんけん』

スーパーマーケットでビニール袋に詰められていた「おにいちゃんみかん」と「おとうとみかん」が、袋をとびだして探検に出かける物語。棚の商品からポップ、商品のラベルに至るまで丁寧に描かれた店内など、作画が魅力的な作品。

作者・絵:ホソカワ レイコ

兵庫県生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科卒業後、パッケージデザイナーなどを経てフリーランスに。学生の頃より絵本の世界に興味を持つ。絵本を読む息子たちの姿に後押しされて、中断していた絵本制作を始める。

価格:1,400 円(税別)

 

<ダイジェスト動画>

 

「第38回 日産 童話と絵本のグランプリ」大賞作品の寄贈式

<関連 URL>

 

日産のサステナビリティ ウェブサイト

https://www.nissan-global.com/JP/SUSTAINABILITY/

 

社会貢献の取り組み ウェブサイト

https://www.nissan-global.com/JP/SUSTAINABILITY/SOCIAL/CITIZENSHIP/